太陽熱温水器と普及への課題 |
忘れていませんか、一番身近で価値あるエネルギーを
私達にとって一番身近なエネルギーの一つである太陽熱、それを利用する太陽熱温水器の設置台数の伸びはかつての勢いは全くありません。そこで、太陽熱エネルギーの可能性と多様な利用システムを再確認し、その中でも市民が取り組み易い太陽熱温水器について、その基礎知識やその温暖化防止効果、そして、各国の普及状況と日本の課題を学び、その普及拡大を目指します。
開催日時:平成19年12月1日(土)
13時30分~16時30分
場所:大阪社会福祉指導センター(研修室〓)
場所はこちら
テーマ:太陽熱温水器と普及への課題
1.太陽熱エネルギーの可能性と多様な利用システムについて
報告:自然エネルギー市民の会・企画部会
2.太陽熱温水器の基礎知識と温暖化防止効果について
講師:浅井 俊二氏
(矢崎総業株式会社環境システム開発センター
住設担当 副センター長)
3.太陽熱利用システムの各国の普及状況と日本の課題
(同 上)
(参考展示:大阪友の会会員の実測データ記録と手作り太陽熱温水器写真)
参加費:会員・学生 500円 一般 800円
(席数に限りがあるため、事前にお申込み下さい)
なお、申し込みはE-mailで受け付けています。下記の必要事項をインプットしてお送り下さい。
参加者:お名前、所属団体名
連絡先:〒・住所、Tel、Fax、E-mail
区 分:自然エネルギー市民会員、学生、一般
なお、(TEL)06‐6910‐6301 (FAX)06-6910-6302でも受付ています。
※研究会で聞きたいことや太陽熱温水器を設置して良かったこと、改善してもらいたいことなどの、体験例を募集します。
上記の『申込み』に一緒にご記入ください。研究会づくりに生かせればと考えています。
(2,3の講演予定内容)
2.太陽熱温水器の基礎知識と温暖化防止効果について
(1)自然循環式と強制循環式 (2)集熱方式(真空式は製造中止?)
(3)湯温はどの程度になるか (4)CO2削減効果
(5)効率(太陽光発電と太陽熱温水器の比較)
(6)設置時に確認すべきこと(方位角、傾斜角、大きさと重量、取り付け方法(地震、台風対策)
(7)メンテナンス方法と耐用年数 (8)採算性
(9)家庭用と業務用との違い
(10)電気、ガスの既存の給湯システムとの整合性等
3.太陽熱利用システムの各国の普及状況と日本の課題
(1)日本と世界の導入状況とその背景にある普及策について、
(2)中でも太陽熱温水器については、日本における
・家庭用と業務用(老人福祉施設、病院、幼稚園・保育園)への導入の実態、
・日本の市場の縮小、低迷の理由、
・助成制度の現状について
以上