盛り上がったエコスクール
”自然エネルギーを感じよう”
大阪いずみ市民生協主催の第4回エコスクール”自然エネルギーを感じよう”:「風車工作」と「温暖化の現状とその防止策の学習」が、夏休み中の8月10日阪南市で、24日岸和田市で、27日八尾市で、子供たちを対象に開催され、当会はCASA(地球環境と大気汚染を考える全国市民会議)と共同で参画しました。
暑い最中のスクールで何人ぐらい集ってくれるのかと心配しましたが、受講者は3日間で延べ90名(保護者を含む)、指導する側の我々も延べ23名が参加。
最近は温暖化問題がニュースになることが多く、猛暑で温暖化の進行が実感されていたこと、加えて、子供たちの夏休みの宿題の工作のこともあったのか、活気あるスクールになり、大きな成果があったと喜んでいます。(写真はクリックすると拡大します)
スクールは、まず子供達が「風車工作」を行い、風の力・自然エネルギーの力を実感し、その後に「温暖化が進行している状況とその対策」を学習する2部構成で行われました。
「風車工作」の部は、当会の山本会員が創意工夫、試行錯誤を行って完成させた風車の制作です。羽部には廃品トレーを使っており、安全に制作が出来ます。
手回し実験装置では、風車が正しい方向に回るとLEDランプが点灯、オルゴールがメロディーを奏でて発電していることがわかりますので、子供たちの手回しにも力が入ります。正しく回らなかった場合には”何故かな”と一緒に考えました。
正しく回転したのを確認したら、次は発電実測システムで発電量の測定です。「弟に負けた」と悔しそうな兄ちゃんとは、羽の角度について勉強しました。
第2部の「温暖化の現状とその防止策の学習」は福村さんが担当。海面上昇の画面が映し出されると「ツバル?」との声が聞こえ、受講者に質問すればあちこちから手が上がり、映像の前に進み出て回答する子供もおり、熱気のこもったスクールとなりました。環境知識も子供たちの間に徐々に浸透していることが実感でき、暑い中準備をしてきた苦労が報われた気がしました。
最後に山本会員から発電実測結果の解説があり、受講者は北川会員の制作した「手編み風車」と「もったいないシール」をもらって、スクールは終了しました。
エコスクールを開催いただいたいずみ生協、ボランティアで参加してくれた大学生の皆さん、そして、準備に、本番にと活躍いただいた会員の皆様、本当にお疲れ様でした。
スクールの雰囲気は下記の写真から汲み取っていただければ幸です。
地球温暖化の脅威!ホッキョクグマ3分の2死滅!!
米内務省の科学者チームは9月7日(金)、北極圏に生息するホッキョクグマの3分の2が2050年までに、地球温暖化による海氷の減少で死滅するとの予測を発表した!