~~~風力発電講演会~~~
ダウンウィンド風車に一段と高まる関心 |
今回のテーマは「世界初の大型ダウンウィンド風車-SUBARU80/2.0」です。
講師は同機の開発プロジェクトのマネージャーである富士重工の永尾徹さんにお願いしました。
「ダウンウィンド風車は、〓制御性能、〓エネルギー取得性能、〓コスト低減性などの長所に早くから注目され、いくつかの実験機も登場している。
開発の課題も、100kWの小型機による実証とコンピューターによる解析で解決したのが今回の実用機」ということでした。
実績の方ですが、茨城県神栖市に設置された実証機が運転実績1年を超え、その状況も報告されました。
会の内外から50人の参加があり、講演後も突っ込んだ質問が相次ぎました。
講師からは「市民団体が熱心に取り組んでおられることを知って驚きました」との感想をいただきました。このように言っていただけるのは、当会設立以来、続けられている風力発電部会活動があったればこそと喜んでいます。
風力発電部会では、今回の講演会を皮切りに風力発電の折々のテーマについてセミナーを継続して開催する計画です。
※当日の資料が若干残っています。実費(800円)でお分けします。