新たな市民共同発電所の実現を目指す
~第3回通常総会 2007年度活動方針承認~
自然エネルギー市民の会第3回通常総会は、6月9日に豊田運営委員の司会で、藤永常任運営委員を議長に選出して開催され、新たな市民共同発電所の実現を目指す活動方針をはじめ、予定した議案をすべて賛成多数で承認された。(総会風景:写真は全てクリックで拡大します)
最初に和田代表(左の写真)が挨拶に立ち、「G8が終わり、CO2の大幅削減は世界の共通認識になった。しかし、わが国は原子力に固執する姿勢を変えていない。私たちがどう力を発揮していくかが問われる。風力発電所の実現に向け総会で一緒に一年間の計画を作っていきたい。」と述べた。
早川事務局長(右の写真)から2006年度事業報告、2007年度活動計画(調査・研究・提言・啓発事業、市民共同発電所を実現する事業、広報・宣伝事業、会の組織強化の事業)、大崎事務局次長から会計関係報告等の議案の提案、各部会からの活動報告などを行い、討議を行った。
出席者から風力発電所については取り組みの状況の記載があるが、太陽光発電所の建設について明確な記載がないとの指摘があり、事務局長が「今具体的な案件はないが、引き続き建設を追求するという方針に変わりない」と答弁があった。
議長が、早川事務局長の答弁内容を議案に含める形で取りまとめ、採決を提案し、賛成多数で可決承認された。
その他に、鳥取の「賀露おやじの会」 の代表から、小型風車実証実験や地引網復活の取り組みへの協力要請、新入会員の畜産事業会社代表のバイオマス活用の期待等、活発な発言があった。
・・・第3回通常総会の概要・・・
日時:2007年6月9日 13:30~14:45
場所:大阪社会福祉指導センター
結果:
第1号議案 2006年度事業報告及び決算(監査報告)承認の件(可決)
第2号議案 2007年度事業計画及び予算承認の件(可決)