自然エネルギー市民の会、ENEX2007に出展しました

       バラエティーに富んだ出展

 2月22日から3日間、南港のインテックス大阪で開催された省エネ・新エネ総合展示会・ENEX2007に出展しました。NEDOや民間企業の出展が中心でしたが、地域の省エネ実践コーナーには当会はじめ10近くの市民グループのブースが軒を連ねました。

全景小

 当会は、ポスターとして自然エネルギーとは?、市民にできる自然エネルギー活用、ポッポおひさま発電所等を展示し、環境工作としては手編み風車つくり、風車発電実験、アルミ缶風車つくりを行いました。バラエティーに富んでいて、評判のブースになっていました。

                  (写真はクリックすると拡大します) 

活用事例小 ポスター展示の「市民に出来る自然エネルギー活用」の前では、自分と同じ地域の人の取組み事例を見つけ「その気になれば出来ることがいろいろあるのですね」。また、既に、湯浅に移住を決めている人からは自然エネルギー活用についての種々の質問が出されていました。自然エネルギー活用の大切さを語り合う姿が何度も見られたのはうれしい限りです。

 山本会員製作の模型を用いた風力発電体験コーナーでは、最高齢実験者は84歳。発電実績で女性の最高値を記録されたのは、長年にわたって機械を使わず手で粉を練ってケーキ作りをしている74歳の方で、回転の速さは力ではなく技、を知ることが出来たのも面白い体験でした。風車の形を種々工夫して実験する会員も現れ、今後のこのコーナーの発展が楽しみです。

発電装置小

発電実験小 

 

 

環境工作小 どこの会場でもいつも人気の高いのはアルミ缶風車工作や北川会員の手編み風車の環境工作のコーナーです 四国の環境学習センターの職員が熱心に工作に取り組んだり、企業の環境活動関係者が、自社の環境イベントに取り入れたいのでと熱心に情報収集してくれたり、それぞれが目的をもって見学してくれていることを知りました。手編み風車小 

 

 

 当初、ENEXは企業関係者向けのもので、NPOのコーナーはどの程度の関心を集めるのか心配でしたが、企業関係者以外にも一般市民、他府県の環境団体の方々、更には、環境デザイン(使い捨てでなく部品取替えで長寿命化)に取り組んでいる方、就職活動のために企業情報・知識吸収に来た学生等、思っていた以上に多くの分野の方々が来られ、視点の異なる環境談義を行うことが出来たことは有意義でした。

 また、備え付けの入会案内やニュースレターがすぐになくなり補充を繰り返した事からも自然エネルギーへの関心の高さが窺われ、環境に関する意識が間違いなく変化していると実感出来た出展であったと喜んでいます。

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