2月18日、鶴見緑地の生き生き地球館で開催された環境学習発表会に、資料展示と模型実演で参加 |
フェスティバルと違い参加者は少なかったが、当会はポッポおひさま発電所他の資料展示と環境クイズに加えて、事務局の大崎義治さんのスターリングエンジン模型運転、並びに、会員の山本健一さんの風車発電実験を行い、会場で一番の人気のコーナーとなった。
大崎さんは自ら組み立てたスターリングエンジン(外部からの加熱と冷却による空気の膨張・収縮でピストンを動かす)模型を2種持ち込んで実演した。手前が大型、後の円盤が小型のもの。
アルコールランプでシリンダーを温めるとリズミカルな回転音をたてて稼動する大型の方のエンジンに参加者の目は釘付け。
さらに、手のひらの温もりでも充分に動くという小型の模型を、温められた大型の模型のシリンダーの上に近づけると、これは音も無く円盤を回す。「これが聞いたことのあるスターリングエンジン?」「実用化されているの?」「実際の燃料は?」等、質問が続出。参加者が「スターリングエンジン」の名前を結構知っているのにはびっくりした。
また、会員の山本健一さんがゲーム感覚で発電実験が出来る自作の風車発電模型を2種持ち込んで展示した。一つは団扇で風車を回わすと、その風量により発電量が3段階にメーター表示されるもの。
p>上級、中級、初級と切り替えが出来るので、老若男女を問わず最大領域の発電量を目指して皆さん必死。左側の水色の小さな風車は充分な発電量があれば「エリーゼのために」のメロディが流れるもの。いずれも「風の力」を実感させるものであった。
子供たちも環境クイズに取組み、わからないことは「自然エネルギー博士のおじさま」に質問、「博士」のわかりやすい説明に最後は全員が全問正解。山本さん自作の当会の名称と風力発電所の絵柄の入った磁石式文鎮かメモ帳を手にニッコリ。時節柄、その子ども達の生き生きとした笑顔をご紹介出来ないのは残念である。
何より楽しかったのは参加者との自然エネルギー談義、純真な子ども達との対話であった。
皆さん、次の機会には是非手伝い方々参加いただき、楽しみましょう。
(文責 大谷)