1.市民による自然エネルギー普及を目指して
地球温暖化の防止、持続可能な社会の実現のために太陽光、風力などの自然エネルギーが注目されています。
自然エネルギー市民の会は、CASA、気候ネットワーク、おおさか市民ネットワークの3団体の共同提案により2004年7月設立されました。
市民の手で、自然エネルギー中心の、地球にやさしい、平和で安全な社会を創ることが私たちの願いです。そのために自然エネルギー市民の会は、市民出資による自然エネルギー発電所づくりに多くの市民が参加されることを呼びかけています。
2.あなたの願いを行動へ
自然エネルギーは地域にさまざまな形で存在しており、地域の財産といえるものです。だからこそ、地域の参加による取り組みが大切です。未利用の自然エネルギーを生活に欠くことのできない電気に変える自然エネルギー発電所が地域に根付くことで、環境や経済を持続させる社会に一歩近づくことができます。
エネルギーは、それなしに私たちのくらしが成り立たない大切な問題でありながら、市民には手の届きにくい問題でした。しかし、ドイツやデンマークでは市民所有の発電所が自然エネルギー普及の牽引役を果たしています。日本でも、2001年9月にNPO法人北海道グリーンファンドが初めて市民風力発電所を稼動させてからすでに5基の風車が誕生しました。市民共同太陽光発電所も全国50ヶ所以上で稼動しています。制度面で立ち遅れている日本の自然エネルギー普及政策を改革してゆくためにも、市民がエネルギー問題に積極的に関わってゆくことが大切です。
3.こどもたちの未来へ投資
異常気象による被害が世界各地から伝えられています。2℃以上の気温上昇で地球環境と人間生活が大きな影響を受けると警告されています。しかし、本当に深刻な影響が現れるのはこどもや孫たちの時代です。石油を掘り出せる期間はあと40年程と推定されています(資源エネルギー庁,1999年)。こどもたちの時代になってからでは遅すぎます。私たち大人が今できることに力を合わせましょう。
4.設置費用の募集に、以下のうち可能な方法でご協力ください。
- 寄付にご協力ください。
(1口3千円から、2口以上を歓迎) - 出資にご協力ください。
(1口10万円から)
ご協力くださった方には、以下のような特典があります。
〔パネルへの記名〕
会員証(または出資証書)を発行するとともに、お名前を太陽光パネルに記載させていただきます。お子様やお孫様などご家族のお名前での記載も可能です。家族での環境学習の機会としていかがでしょうか。
〔出資金の払い戻し〕
毎年の発電収入の中から少しずつですが、出資金をお返しします。
〔環境情報の提供、イベントへのご招待〕
太陽光発電所の発電実績や内外の環境情報を電子メールなどでご提供します。また、保育園と協力して開催する楽しいイベントなどにご招待いたします。
〔今後の新たな事業への参加〕
今後、家庭での省エネルギーを進める事業、可愛いキャラクターをあしらったグッズの企画などをご案内します。