ポッポ保育園環境イベント2010

ポッポおひさま発電所を継承するために、
「ポッポ保育園環境イベント2010」を開催


講演風景S
 6月26日(土)ポッポ第2保育園で「ポッポ保育園環境イベント2010」を開催しました。当会の和田武代表が「地球温暖化の原因は?私たちに何ができるか」をテーマに講演し、長谷利男企画部長が「ポッポおひさま発電所の仕組み、歴史」について報告をしました。

「ポッポおひさま発電所設置から4年が経過し、設置時からの職員が数名になっており、おひさま発電所を支えてゆくためには、その意義や歴史を継承してゆくことが不可欠」そして「園の活動がきっかけで卒園した園児たちが大学で環境の勉強や、環境に係る仕事で活躍していれば…」との思いで、ここ数年園庭でおこなっていた環境イベントを今回は室内で開催しました。
当日は雨がひどく、まさにドシャブリの状態でしたが、保護者や園児を寝かしつけた保育士など約20名が参加しました。
学習会は宮村事務局長の司会ではじまりました。
はじめに、高砂理事長よりおひさま発電所設置の経過などと合わせてご挨拶がありました。
続いて、和田武代表が、「地球温暖化の原因は?私たちに何ができるか」をテーマに講演を行いました。講演では「今、とりくみを強化しなければ、未来は危機的状況に陥る」「温暖化による破壊的未来を回避するためには産業革命以降の気温上昇を2℃以下に抑制する必要がある」「環境を守る消費者(グリーンコンシューマー)として市民に出来る省エネ」「自然エネルギー普及と市民の役割」について話されました。
長谷利男企画部長は「市民共同発電所の仕組み」「点灯式以降の活動」「子どもたちの未来のために」をテーマにこれまでの活動を報告しました。
事前に「ソーラーパネルを設置したいと思うが費用を抑える方法、発電効率を上げる方法はないでしようか」「オール電化はCO2排出を増やすと聞きましたが、なぜですか」「オゾン層の破壊と温暖化は関係あるのですか」など質問が多数だされていました。講演・報告の後、司会者より質問が紹介され和田代表が丁寧に答えました。
自然エネルギー市民の会は、おひさま発電所に係るこれまでの活動をパネル展示しました。

カテゴリー: 活動・イベント, 活動報告   パーマリンク