風のエネルギーを活かして地域活性化を

たんご市民風車フォーラム「みんなの風車はできんかえ?」に140名の参加

会場看板小

自然エネルギー市民の会は、2月11日に京丹後市で「たんご市民風車フォーラム」を開催しました。地元のエコネット丹後などと共催です。

昨年行った一寸法師山に市民風車を設置した場合の環境影響調査(地球環境基金助成事業)の中間報告を地域の人々に行なうとともに、市民風車と地域活性化について一緒に考えようという企画でした。

会場小 予想を上回る140名の参加で準備した資料が不足する事態となりました。丹後では京都府が設置した太鼓山風力発電所がすでに稼動しており、これへの評価、バードストライクや低周波など含めて活発な意見交換が行われました。パネラー小

全体として、地域資源である自然エネルギーに住民自身が主体的にかかわることで、地域の活性化を図ることへの高い関心が示されるとともに、そのための課題についても独自に研究されている方が少なからずおられることを伺わせるものでした。

また、宮津、京丹後、伊根の3市町からも参加され、自治体関係者も関心を持っておられることが分かりました。

終了後の交流会にも50名ほどの方が残っていただき、こちらも想定外の数で会場の和室は満杯。会場のあちこちで名刺交換や活動交流の輪が広がりました。

今後、7月の最終報告に向けて、追加調査(植物、鳥類、水質)を行ながら、意見集約をすすめる予定です。

フォーラムの概要下記の通りで、当日の写真と合わせてご覧下さい。

■日時:2009年2月11日(水・祝日)13:00~17:30

■場所:アグリセンター大宮(京丹後市)

■内容:

第1部 基調報告「市民風車と地域活性化」 和田 武(会代表)

第2部  パネルディスカッション

報告1 一寸法師山風力発電事業の経過と概要

大崎義治(会事務局次長)

報告2 一寸法師山の自然環境と環境影響調査中間報告

東山芳行氏(一寸法師山アセスメント委員長 )

平井久夫氏(同 委員)

パネリスト

三浦 到氏(京丹後市生活環境部長)

野木 武氏(エコネット丹後理事長)

東山芳行氏

和田 武

コーディネーター

木原浩貴氏(京都府地球温暖化防止活動推進センター)

第3部  交流会

環境調査パネル展示、工作教室、風車写真・模型展示

共催:エコネット丹後、宮津市エコネットワーク

後援:京都府地球温暖化防止活動推進センター

 

ロビー小 展示0小
ロビー展示風景1 ロビー展示風景2
展示1小 エコダーツ小
ロビー展示風景3 僕は引っ付き虫のエコダーツだ、

太陽に引っ付くと高得点だって!

トレー風車小 発電実験小
家族で楽しいトレー風車作り、

僕、頑張って作ってね、

お父さんは

本物の風車造りで頑張るから!

作った風車で発電テスト、

発電OKで

皆、思わずニッコリ。

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