PARE E-mailニュース10月号

  • PARE会議開催予定・・・参加をお待ちしています
  • 第3回常任運営委員会報告
  • 東大阪市民共同太陽光発電所・・・大阪府補助事業に採択ほか
  • イベントの秋!・・・ボランティア募集中!!
  • 自然エネルギー海外視察ツアー・・・来年、ドイツを中心に
  • 鳥取エネルギーフォーラムと住民参加型ミニ公募債調査

1. PARE会議開催予定

会員は誰でも出席できます。資料準備の関係上、事前にご一報下さい

  • 【運営委員会】
    • 第2回運営委員会
      日時:10月19日(水)19:00~
      会場:大阪府社会福祉会館 第7会議室 tel:06-6762-5681
      アクセス:地図(地下鉄谷町6丁目4号出口南へ約5分)
  • 【部会】
    • 風力発電部会 10月18日(火)18:30~
    • 企画部会 10月21日(金)18:30~
    • 広報部会 10月25日(火)18:30~
      (各部会の内容は決定次第別途お知らせ致します)

★部会の開催場所は、
大阪消団連会議室(PARE事務所と同じ階)

2. 第3回常任運営委員会報告

開催日時:9月14日(水)19:00~21:00

(報告事項)

  • 部会報告
    • (1)企画部会 9月9日(金)開催
      • 第5回海外視察勉強会

        「内モンゴルの環境問題視察報告」  講師 中農泰三郎氏(常任運営委員)

        砂漠化と過放牧で草原の荒廃が進行、異常気象をまねき大雨が多い。それがまた荒廃の原因となる。遊牧から農耕へ、馬からオートバイへと大きく変化。
         風力開発は活発で草原に風況調査塔が林立。発電会社と送電会社が別会社。
         1970年代より小型風力発電機は生産開始され80~90年代は小型分野では世界一だったが、市場経済化で苦戦、最近は欧州の大型機が主流。中国では再生可能エネルギー法が来年1月より実施され、その普及目標値は10%。農村では再生可能資源活用のための訓練施設も出来ている。

       

    • (2)風力発電部会  9月13日(火)開催
      • 足利工業大学視察報告

        山本健一氏が、自然エネルギー教育のメッカ・足利工業大学の視察報告を行った。
         発電量が安定しないという自然エネルギーの弱点を克服すべく、風力、太陽光に木質バイオマスを組み合わせた“トリプルハイブリッド発電システム”の実証試験が行われていることも紹介された。

      • バードストライクについて

        風力発電による環境影響の一つとしてしばしば指摘されるバードストライクについて豊田部会長が報告。

         カリフォルニアなど海外の事例、国内の事例、鳥の生活環境に存在する様々な人為リスクの中での風車のリスクは必ずしも大きくないというレポートや、温暖化が生態系に与える影響と風力発電による温暖化防止効果を重視する米国Audubon協会や英国王立鳥類保護協会の見解、事前の影響評価の義務付けや関係団体、市民による公開討論を求める日本野鳥の会の見解などを紹介した。意見交換の中で、イヌワシなど絶滅危惧種の生息地や渡り鳥の飛行ルートなどは避けるべきでは
        ないか、などが話し合われた。バードストライク問題の全体像が客観的に浮き彫りにされ良い機会となった。

      • NEDOの海外レポートより

        事務局から、最近のNEDO海外レポートの中から、風力発電の技術動向、米国と中国の再生可能エネルギー政策について報告した。

    • (3)広報部会 9月21日(水)開催
      • ニュースレター第4号の反省と第5号内容について検討した。
      • 岡山県温暖化防止活動センターから第4号70部の注文をいただいた。推進委員に配布されるとのこと。
      • 第5号の特集記事は、小水力発電とすることになった。
  • 財政と会員の状況
    • (1)財政は8月までの収支計算書、貸借対照表、会員・会費納入状況が報告された。
    • (2)主要な報告・協議事項の内容は、下記の各項目で報告する。
      (一部、常任運営委員会後の動きも含んでいます)

3. 東大阪市民共同太陽光発電所

大阪府補助事業に採択、ほか

  • (1)大阪府「府民共同発電所推進事業」に採択

    東大阪市民共同太陽光発電所プロジェクトが、大阪府の補助対象事業として採択され、開設準備活動や設備設置費用の一部に補助金を受けられることになった。

  • (2)NEDO補助金申請

    NEDOが公募している平成17年度「太陽光発電新技術等フィールドテスト事業」 に応募することを確認した(9月26日申請済)。同事業に採択されれば、設置費用の約45%が補助される。

    (申請の概要)

    • 場所:ポッポ第2保育園/東大阪市東鴻池町1-269-1
    • 設備:太陽光発電 設備容量 発電10.64kW
      (発電量予測10,000kWh/年、CO2削減予測6.9 CO2-t/年)

    • 費用:設置費用1,215万(内NEDO1,120万円)、開設準備費用80万円(NEDO対象外)

  • (3)機種・設置事業者の選定
    見積もり合わせの方法によることとし、選考委員会を設置して行うことを確認した。

    • 選考委員:常任運営委員1名、事業検討委員1名、ポッポ第2保育園関係者1名
    • 選考基準
      • 【事業者基準】
      • 1)市民共同自然エネルギー発電所の趣旨に賛同し、活動内容を十分に理解をしていること
      • 2)太陽光発電をはじめとした自然エネルギーに関する設備の施工や維持管理等の実績を有していること
      • 3)事業の準備段階から参画・協力をするとともに、施工完了後もNEDO・FT事業の円滑な実施や自然エネルギー普及啓発事業に協力できること
      • 【設備基準】
      • 4)設備容量10kW以上、ポッポ第2保育園設置可能機種
      • 5)設備容量(kW)当り事業費
      • 6)予想発電量(kWh)当り事業費
      • 7)CO2削減量(発電量)
      • 8)耐用年数
      • 9)保証期間と範囲

  • (4)保育園との話し合いと確認
    • NPO「自然エネルギー市民共同発電」は太陽光発電設備を設置し、メンテナンスも行う。
    • 電力会社との売電契約は保育園が行う。
    • NEDOへの申請はNPOが行う。
    • 地域の催事に参加し、共同して広報宣伝と出資・寄付の募集活動をすすめる。

     売電価格など、その他の基本事項についても合意し、最終的に「太陽光発電設備設置に関する覚書」としてまとめることになっている。

  • (5)今後のスケジュール他

 今後の工事や本事業に対する出資や寄附受付のスケジュール等につきましては、NEDO補助金交付の決定を受けてから、改めてご案内いたします。決定は11月中旬の見込みです。

4. イベントの秋! ボランティア募集中!!

秋の一日を、地球温暖化防止、子や孫たちの将来のために。
参加できる方は、事務局までご連絡ください。

自分も楽しみながら、「市民共同発電所建設に参加して下さい」と呼び掛けませんか。

【参加予定の主なイベント】

  • 東大阪市民まつり        10月16日(日) 花園中央公園
  • いずみの森 思いっきり自然体験 11月 3日(祝) 岸和田市いずみの森
  • 環境フェスティバル21 11月12日(土)~13日(日) 万博記念公園
  • 鴻池フェスティバル       11月27日(日)

★皆さんの地元でも同様の催しがあれば、また、パンフレットを置けるような施設があれば、事務局へご一報下さい。

5. 自然エネルギー海外視察ツアー …来年、ドイツを中心に

企画部会で5回にわたって海外視察勉強会を開催、その出席者の意見・アンケートを踏まえて時期期間、目的地、費用などの大枠を確認しました。

  • 時 期:2006年6月または9月等の案が出ているが今後つめる。
  • 期 間:8日間程度
  • 費 用:30万円程度
  • 目的地:ドイツを中心にする
  • 内 容:風力発電、環境教育、都市政策、市民運動

6. 鳥取県エネルギーフォーラム参加と住民参加型ミニ公募債調査

全国生涯学習フェスティバルの一環として鳥取県米子市で10月15日(土)~16日(日)に開催されるエネルギーフォーラムへの招請を受け、早川事務局長がパネラーとして参加するほか展示ブースにも出展することになった。
 またこの機会に、鳥取県や県内自治体で取組まれている風力発電を対象とした住民参加型ミニ公募債や風力発電事業についても調査を行う。

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