変動性再エネ電力(太陽光・風力)の出力制御は東京電力管内以外の全地域で実施されており、2023年度は22年度に比べ約7倍に増加し、出力制御された電力量は17.6億kWh、約41万世帯の年間消費量にもなりました。家庭の平均電力料金の475億円分に相当します。さらに今年度は、資源エネ庁によると23年度比1.4倍、750億円分に上る見込みだとしています。
変動性再エネ電力の出力抑制が急増した背景には原発の再稼働が関係しています。優先給電ルールにより原発を優先接続し、変動性再エネ電力を無駄に捨てています。社会的にも大きな損失をもたらしています。
出力制御は無制限、無補償で実施されるため、再エネ発電設備所有者に不利益をもたらすことになり、再エネ普及を抑制しかねません。
セミナーでは出力抑制の要因、解決法についてご講演いただきます。
日時 2024年5月18日(土)13時30分~15時10分
会場 オンライン開催
講師 諸富 徹 さん 京都大学 大学院経済学研究科 教授
参加費 無料
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チラシ 再エネの大量導入は原発とバッティングするのか?
お問合せ先:自然エネルギー市民の会 (大阪市中央区内本町2-1-19-470)
電話:06-6910-6301 (CASA内) 平日 10:30~16:30
mail:wind@parep.org